Chef 12対応版Chef Workstation構築手順〜CentOS7〜

構成管理ツール「Chef」環境に登場する開発環境であるChef Workstationの構築手順を紹介します。今回は私の周りではメジャーなCentOS7の上に構築します。ここでは簡単のため、前回の記事で構築したChef Server上に開発用の一般ユーザーを作成して、。そのホームディレクトリの下に開発観客を構築します。手順は本家サイトの手順に従って行います。

1. Chef Development Kit (Chef DK)のインストールとユーザー作成

ChefのCookbookを開発するためのSDKやコマンドラインツールがセットになった「Chef Development Kit」(以下Chef DK)をダウンロードをします。そしてRPMコマンドでインストールします。

さらに、Cookbookの管理などで必要になるgitとunzipをインストールしておきます。

ChefのCookbook作成などの作業には管理者権限は不要なので、開発用の一般ユーザーを作成します。ここではChefにログインするときに作ったユーザーと同じ名前にしておきます。(例では「chef-admin」)

2. Chef開発用ユーザーの環境設定

chef-adminユーザーに切り替えた後、Chef DKが正常にインストールされているか確認するコマンドを実行します。

出力結果の後半で、すべてのコンポーネントの結果が「succeeded」となっていることを確認します。次に、このユーザーでのデフォルトRubyのパスをChef DKと一緒にインストールされているものに設定します。そのためには、~/.bash_profileに1行追記し、~/.bash_profileの設定を再読み込みします。

これでchef-adminユーザーのデフォルトrubyがChef DKに同梱されたものになりました。なお、実際に設定される環境変数などを確認すると、以下のようになります。

3. Starter Kitの展開とChef Serverとの接続設定

Chef DKの環境を簡単に整えるために、Chef ServerのWeb管理画面からStarter Kitをダウンロードします。そのために、Web管理画面にログイン後、画面TOPの「Administration」をクリックします。

chefserver-organization01

次に、画面左にある「Organization」をクリック後、表示された組織一覧から前回の記事で作成した組織を選びます。その後、画面左にある「Starter Kit」をクリックします。その後、画面中央に表示される「Download Starter Kit」ボタンをクリックします。

chefserver-organization02

ボタンをクリックすると警告が表示されますが、「Proceed」をクリックしてダウンロードを行います。

chefserver-starterkit

ここでダウンロードした「chef-starter.zip」をchef-adminユーザーのホームディレクトリに転送し、unizpコマンドで展開します。

ここで作られたchef-repoディレクトリでCookbookを作成できるよう初期化を行います。

次に、秘密鍵などが保管されている.chefディレクトリをgit管理対象外にするための設定を行います。

最後にChef ServerのSSL証明書(自己証明書)を信頼するよう設定します。

以上で、Chef DKの環境が整いました。

4. Chef Serverとの接続確認

~/chef-repoディレクトリ以下でknifeコマンドを実行することで、Chef Serverと接続でき、クライアントや管理者ユーザーのリストが取得できることを確認します。

以上で、一般的なChef Workstation環境が出来上がりました。

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