Docker for WindowsをWindows10 Proにインストール

最近ではHyper-Vなどの仮想化に代わり、DockerやWindowsコンテナなどのコンテナ技術が流行っています。今回はDocker for WindowsをWindows10 Proの環境に導入してみます。

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1. 前提知識・前提条件

1-1. コンテナとは

コンテナは仮想マシンよりもオーバーヘッドが少なく、OS内でプロセスを起動するような感覚で、アプリケーション実行環境を用意することが出来るため、クラウドネイティブなアプリケーションでは特に利用されやすい傾向にあります。

Windows10 ProではHyper-V、Bash on Ubuntu on Windows10、Docker for Windowsなどいろんなマルチプラットフォーム対応ツールが利用できます。

  • Hyper-V : サーバーの仮想化ソフトウェア。OSを丸ごと仮想化する。
  • Bash on Ubuntu on Windows10 : UbuntuのバイナリがWindows上で動くようAPIの読み替えをしている。正式には「Windows Subsystem for Linux」。
  • Windows Serverコンテナ : Windowsネイティブなコンテナ。Windowsカーネルベースのコンテナのみ利用可能。
  • Docker for Windows : Hyper-V上にLinux仮想マシンを作り、仮想マシン内でLinuxカーネルベースのコンテナを作る。

1-2. Docker for Windowsを利用する前提条件

Docker for Windowsはこちらのサイトで公開されています。このページ内に以下のような記述があります。

Docker for Windows requires 64bit Windows 10 Pro, Enterprise and Education (1511 November update, Build 10586 or later) and Microsoft Hyper-V. Please see What to know before you install for a full list of prerequisites.

つまり、基本的にはDocker for WindowsにはHyper-Vが必要となります。これはDocker MachineというLinuxベースの仮想マシン内でコンテナが実行されるためです。もしHyper-Vに対応していないWindows 10環境でDockerコンテナを試したい場合は、Docker Toolboxを利用します。Docker ToolboxではHyper-Vの代わりにVirtual Boxが仮想環境として利用されます。

2. Docker for Windowsのインストール

2-1. Hyper-Vの有効化

事前にHyper-Vの機能を有効化しておきます。有効化はWindowsの機能の有効化画面で可能です。

2-2. Docker for Windowsのインストールの実行

Docker for Windowsのサイトからインストーラーをダウンロードし、実行します。

docke-rinstall-wizard01

インストールには特に設定項目はなく、Insallボタンをクリックすると自動でインストールが行われます。

docke-rinstall-wizard02

インストール完了後、「Launch Docker」のチェックボックスがチェックされていることを確認します。チェックされている状態で「Finish」をクリックすると、バックグラウンドでDocker Machineの構築が開始され、数分後にDockerが利用可能な状態となります。

docke-rinstall-wizard03

2-3. Dockerの動作確認

インストール直後の状態では、Dockerはコマンドプロンプト(PowerShellではない)で実行可能です。そこで、コマンドプロンプトにてDockerの”hello-world”コンテナを実行してみます。

また、バージョン情報などを確認するためにコマンドを実行します。

docker-windows-command

以上で、Windows10上で「Linux Kernelベースのコンテナ」を動かすための環境のセットアップが完了しました。

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