構成管理ツール「Chef」のCloudStack対応プラグイン「knife-cloudstack-fog」の紹介

昨年後半からRubyで書かれたオープンソース構成管理ツール「Chef」の話題が盛り上がってきた感じがします。
SoftwareDesignで特集が組まれるなど、これから広がっていく可能性があります。仕事柄CloudStackを触る事が多く、Chef経由で仮想マシン作成からVM内のアプリ構築まで自動化出来たら面白いと思いました。

そこで、Chefのコマンドラインツールであるknifeを拡張してCloudStack APIを実行するツール「knife-cloudstack-fog」の開発に参加する事にしました。

knife-cloudstack-fogは、DataPipe社のJeff Moodyらが開発を始めたプラグインです。私が初めてこのプラグインを見つけた時は、CloudStackのBasicネットワークのみに対応しており、私のいる会社で管理しているAdvancedネットワーク(VLANを使ったテナント分離)には対応していませんでした。

そこで、Advancedネットワークに対応するよう既存コードの修正、さらに新しい機能を5つほど追加しました。
それらの成果は現在本家のgithubプロジェクトにもマージされていますので、こちらから確認出来ます。 Chef及びknife-cloudstack-fogの導入手順、利用手順については、私自身が下記の関連リンク」先で書いた会社のエンジニアブログをご覧ください。完全な手順書のPDFも上記記事にありますので、検証などされる際にご活用ください。 また、追加機能のリクエストなどもありましたらお知らせください。リクエストされるとやる気が出ますので。

関連リンク

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする